いきなり生姜ではない写真ですが、これには理由があります。
まずは、久しぶりの野菜つくりについてです。
生姜を育てた話の前に、比較的短期間で収穫できるミニ大根とパクチーのことを少しだけ書いておきます。
生姜を植えたほぼ同時期に、以前使っていた植木鉢を使い、100円ショップの種で、ミニ大根とパクチー作ってみました。百均で売っている種は、比較的少量なので、実験みたいなもので少しだけ収穫できたらいいなと思っていました。
生姜の他に、すぐに収穫できるものをと思って植えてみました。再開の助走みたいなものでした。
プランター栽培で野菜作りを再開しようと思ったけれど、最初は悲惨なものでした。
ひょろひょろとしか育たず、しかも、結局全部虫に食われてなくなってしまいました。
パクチーもミニ大根も両方ともに失敗です。
ミニ大根は葉っぱが出ると虫が付きやすいのを知っていましたが、パクチーもなくなったのには驚きました。
- プランター栽培はミニ大根もパクチーも失敗で生姜へ
- 生姜が野菜作り再開の第一歩
- 8月19日新生姜、葉生姜を試食
- 生姜をダイエットに利用している人もいる
- 11月1日には、すべて掘り起こす
- 徒長についても(冒頭のパクチーとミニ大根の話)
プランター栽培はミニ大根もパクチーも失敗で生姜へ
本腰を入れようとプランターを買って生姜の種を買いました。
まずはこの生姜を大きくすることが野菜作り再開の第一歩です。
上の写真は生姜が育ってくれた頃の写真です。
生姜が野菜作り再開の第一歩
以下、記録を兼ねて生姜を育てた話です。
すべて収穫したのが11月1日です。約5ヶ月かけて生姜を育てました。
ベランダ栽培の本を買いました。
プランターはネットで培養土は生協で買いました。
5月24日、生姜を植えた
まずプランターコンテナに鉢底石を入れます。
鉢底石に関してはいろいろな説があり、入れなくてもいいと言う説が海外では多いそうです。
ですが、ここは夏湿気の多い日本なので、とりあえず書籍に書いてあったように石を置いてみました。
鉢底石の次は、買ってあった土を入れていきます。結構ふかふかした土で、なかなか良かったです。
7分目位まで土を入れたら生姜を置いていきます。
種芋ならぬ種生姜です。これを植えていきます。少し芽が出ているようでした。
この種生姜をプランターに置いていきます(種生姜は思ったよりも、シワシワでした)。
どれくらい距離をあけたらいいのかわからなかったのですがおそらく離したほうがいいだろうと、3つほど植えてみました。
「種」というわりに、大きくて、このままでいいのだろうかと思いながらも植えていきます。途中で、割って小さくするよりは、このままのほうがいいだろうと思って進めていきます。
植える時に注意するのが、種生姜から出ている芽のようなもの。この芽が上を向くようして植えていきます。下に向けたらどうなるのかは、実験してません。
土をかぶせて、水をかけて終わりです。
6月8日、芽が出ていたことに気づく。
6月9日、芽が2つ出て
2つ出ていたことに気づく。
写真では、わかりにくいですが、左側にも芽がでていました。
6月16日、3つ目の芽が出てました。
最初に出た芽は、かなりしっかり伸びています。
この一番伸びた芽を真ん中にして、左右に芽が出ていたことを発見しました。
真ん中があまりにも伸びているので、他の芽がほとんど見えない状態です。
6月21日、複数の芽が出ていた。
同じタネ生姜に3つ芽が出ていることに気づく。
写真の奥の方には、同じ種生姜から芽が複数出ていたことに気づきました。
このまま伸ばしていくのか。それとも大根の種のように、途中で間引きするものなのか。
なんとなくもったいないので、このままにして伸ばしていくことにしました。
7月2日、左右は複数芽が出ていました。
真ん中の背の高い生姜以外の種生姜からは、複数芽が出ていました。
真ん中だけは、ひたすら伸びていくのみ。
あまりにも、真ん中だけが成長しています。
種生姜が程よい大きさで、複数芽が出ていなかったことがかえって、一点集中型になったのか。
7月4日、あまりにも背が高くなり
真ん中のものだけが成長して倒れそうになっていました。
あさがおの支柱で倒れないようにしました。
木の下に余った種生姜を植えてみたのが、細いながらも育っていました。
庭などは、放置していても勝手に育ってくれるのがいいところです。
プランター栽培だとしっかり水をかけないといけません。
7月5日、脇からも芽が出ていました
なかなか芽が出てくれない時期をすぎると、今度はいくつも芽が出てきていました。
芽が出ていない時は、1本だけで終わりかと思っていました。
これだけ芽が出ると楽しみです。
8月19日新生姜、葉生姜を試食
早かったけれど、新生姜として取ってみました。
思ったよりも根っこが太いのに驚きました。生姜としては、それほど大きくなっていません。
ある程度洗って土を落として根を取ります。
葉生姜っぽい感じがしてきました。
葉っぱの部分は長いのですが、肝心の生姜は小さいです。
やはり茎ばかりが伸びています。
この頃、近所の畑で、農家さんの植えている生姜を見たのですが、これほど背が高くなっていませんでした。
やはりプロは、「実」のほうを大きくするようにしているのだなと。
葉生姜は、茎のような部分が食べられるとかで、皮をむいてみました。
野菜つくりの楽しみは、食べる時ではないかと思います。
葉生姜と言えるのか?とも思いますが、とにかくマヨネーズに味噌を入れて食べてみました。
程良い辛味で、それほど刺激はなかったです。
9月14日、生姜をひとつ取る
あまりに茂ってきたので、間引くような意味でまた、一つ取ってみました。
ひとつ取ってみれば、生姜の成長具合もわかります。
それにしても、またもや茎の部分のみ伸びてしまって肝心の「実」の部分がそれほど大きくなっていません。
とはいえ、前回よりは大きくなって生姜らしさが出ています。
9月16日
農家さんの生姜をみたら、こじんまりとしたもので、どれも高さがそろっていました。
それに比べると、私のは伸び放題の様相です。そのうえ、肝心の生姜が大きくなっていません。
9月19日、少しずつ収穫へ
新生姜特有のピンク色が見えています。
とにかく茎が伸びて茂っているので、少しずつ収穫することにしました。
毎回思うのですが、生姜は根っこが太いです。
土を取って根っこも落としました。
水道の水で洗ったら、少しは売り物の生姜に近づいたかな?
ピンク色がきれいです。
皮をそいで、お皿に乗せました。
10月17日、プランターの土が盛り上がってしまう。
10月に入り、プランターの土が盛り上がってきて、生姜の茎が倒れそうになっていました。
5月に生姜を植えた時、10月下旬が収穫だろうと考えてました。
すでに10月ですから、もうすべて掘り起こしてもいいのです。
用事を済ませてから、あわてて、掘り起こすことにしました。倒れそうになっていたものから先に掘り起こしました。
9月の時よりも、さらにひげ根が太くなっていました。
下のほうについているのが種生姜です。
種生姜を触ってみたら、養分を取られてしまったのか、スカスカになっていました。
同じように見えるかもしれませんが、一番下に見えるのが種生姜です。
種生姜らしきものと一緒に洗ってみました。
10月19日にも同じような光景です。
土が盛り上がってしまっています。
10月23日、収穫の真っ最中
ここまでくれば、立派な生姜です。
ピンク色がめだちます。
生姜をダイエットに利用している人もいる
毎日のように収穫となると、生姜はどうしているのかといいますと。
薄く切って、乾燥させています(切るのが薄ければ薄いほど乾燥しやすい)。
干し椎茸のように、干してしまえば、長持ちします。
干し椎茸ならぬ、干し生姜はそのまま紅茶に乗せてジンジャーティーにしてもいいです。
それとクイズ王が生姜を毎日サプリメントかなにかで摂っていて、痩せたと。生姜は身体を温めるものが入っていて、血行を良くするのか?ダイエットによいと少し前に流れていました。
それでそのままカラカラに乾いた生姜をそのまま食べたり、紅茶に入れたりしています。
カラカラに乾いた頃は、生姜はかなり分量が減っています。置いていても邪魔になりません。
11月1日には、すべて掘り起こす
とうとう最終段階です。長かった生姜との生活も、これで終わりです。
それにしても毎回思うのが、根っこの太さ。
それだけでなく、今回はひげ根がすごい多いことに気が付きました。
これらの根っこを取り除いておきました。
この中には、種生姜も混じっています。
種生姜も食べることができると書いてあったのを見たことありますが、けっこうスカスカになっていました。
これらの生姜のうち、いくつか残して、来年にまた生姜を植えることができるのか試してみたいと思っています。
最後に冒頭のパクチーやミニ大根の話です。
徒長についても(冒頭のパクチーとミニ大根の話)
6月8日のパクチーです。
種を植えてしばらくしたらすぐに芽が出ました。
一時はこれだけ茂っていたパクチーですが、結局なくなってしまいました。
ミニ大根も芽が出て、育っていたのです。
この写真ではわかりにくいですが、芽が出てます。
6月9日のミニ大根
ポツポツと出ているのがわかります。
これが徒長(とちょう)という状態
6月16日、ミニ大根です。成長しているのですが、どれもひょろひょろです。
芽が出てから、しっかり太陽に当たらないとこのようなひょろひょろになるのだと、農家さんから教えてもらいました。しかも、水のやり過ぎです。
このひょろひょろ状態は、害虫に弱くなるそうで、なくなってしまったのは、害虫に食べられてしまったからだと思います。
9月16日、ミニ大根やパクチーがなくなっていたことに気づきました。
ここではすこし残っていますが、結局全部食べられてしまっていました。
徒長というのは、このようなひょろひょろしたことを言います。害虫にも弱く、暑さ寒さにも弱いです。
キャベツや白菜など飛んできた虫が卵を産み付けて、葉っぱがやられるケースもありますが、おそらく土の中にひそんでいるイモムシやダンゴムシみたいな形の虫に食べられてしまったと思っています。