水耕栽培とアクアポニックスとプランターで家庭菜園

水耕栽培やプランター栽培だけでなくメダカとヌマエビの水槽でアクアポニックスでも野菜を作ってます

ペットボトルでミニ大根を栽培(雪小町20日)してみた

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今回は野菜つくりをしてみたいけど、プランターがない、大きなプランターを買って失敗したらどうしようと迷っている人のために、ペットボトルでも育てることができますよ、という話です。

 

ベランダ栽培をするならば、けっこう大きなプランターを買わないといけないと思っている人も多いです。

 

でも、ペットボトルなら、持ち運びも楽らく。

 

もしやってみて飽きてしまった。続けられないなと思ったら、ペットボトルを捨ててしまえばいいだけです。プランターだとけっこう大きさありますからね。

 

とにかくペットボトルでも野菜つくりを体験してみることが大事かと思うのです。

 

2リットルのペットボトルでの大根栽培

 

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上の写真をみてもらうとわかるように、大根は一般地なら9月に植えるのは、丁度いい頃だと思いました。

 

春まで待つのもいいのですが、春からだと害虫も活動するでしょうし、害虫も冬はそれほど被害がないだろうということで、初心者なら秋スタートがいいかと思います。

 

 

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9月14日、ペットボトルを栽培用に加工して大根の種をまきました。

大根と言っても、ミニ大根です。

 

上の写真は、帰宅後に気づいたら芽がすでに出ていたという様子です。

 

ペットボトルの大根プランター作り方

 

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ペットボトルの底の部分を最初はカッターで開け、あとはハサミで切りました。

 

中に入れた土がこぼれないように、ペットボトルの底の部分を少しだけ残して切ります。

 

水を多くやりすぎた場合も考えてキリで四隅に穴を小さく開けました。

 

ペットボトルの底(上の写真ではペットボトル上部)の四隅に穴があいてます。

 

 

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写真では見えづらいでしょうが、ペットボトルの上部、四隅に穴が空いてます。

 

ペットボトルを逆さまにして使うところがポイントです。

他にもペットボトルではプランターとして使えますが、今回はこの逆さまにして使うやり方です。

 

 

下の写真はペットボトルのフタに穴をあけたところです。

 

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ペットボトルのフタもキリで穴を開けておきます。これも水はけのためです。

 

フタに4つ穴を開けてから、もう一つ真ん中にも開けました。

 

 

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ペットボトルをひっくり返して土をいれます。土をいれたら、種をまきます。

上の写真では、すでに芽が出ているものを使っています(一時的にペットボトルに巻きつけた新聞紙を外しています)。

 

ペットボトルを加工したらその後に、ペットボトルを新聞紙などでくるんでおきます。

 

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今回は雪小町20日の種をペットボトルの四隅に1つずつ合計4粒まきました。その後脇に2つまいたので、全部で6粒まいたことになります。

 

私の場合、種まきの後にペットボトルの周りを新聞紙などでくるむのを忘れてしまっていたのです。

ペットボトルを紙でくるんでおかないと根っこの部分を明るいままにしてしまうからです。

 

おそらく種のうちは、まだ新聞を周りにまかなくても良いと思います。発芽してからでもOKだと思いますよ。

 

しかし先につけておかないと、私の場合ずっと忘れてしまう可能性が高いので、思い出したら新聞紙でくるんでおきました。

 

 

金曜日に種をまいて月曜日朝に芽が立ち、月曜日の夜(すなわち種まきの3日後)にははっきりと芽が出ていました。

 

 

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大根の種をまいてから、新聞紙などでペットボトルをくるむことを後から思い出して、種をまいた次の日からペットボトルのまわりに新聞紙を巻きつけました。

 

上の写真のように全体を包みます。新聞紙でなくても暗くなりそうならそれでもOKです。

 

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上の写真は、帰宅後に芽が出ていることに気づいたという写真です。

 

 

その後、間引きをしました。

 

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6本を4本に、間引きです。

 

徐々に減らしていこうと思いました。最初、この苗がいいなと思っていても、別の苗があっという間に追い抜かすこともあるからです。

 

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とりあえず、4本まで減らしました。

その後、日当たりのよいベランダへ場所を移動しました。

ペットボトルなら1本ずつ移動させることもできます。

これがプランター栽培だったら、上の階まで上って移動させたかどうか。

 

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ところどころ虫に食われています。土の下のほうから来るのか、それとも上から飛んで来たのかわからないため、とりあえず、ネットをかけておきました。

 

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台所の排水溝につけておくストッキングタイプの水切りネットです。

 

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虫食いがひどくて、ペットボトル1本がダメになったものもあります。

青い色の虫を見つけて駆除しました。

 

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尺取り虫みたいな青虫を駆除してからは、虫食いも目立たなくなりました。

 

弱々しかった苗の時から比べると、しっかり葉っぱが育っています。

 

苗が大きくなってからは防虫用に洗濯用ネットをかぶせて

 

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苗が大きくなってストッキングタイプのネットでは上がつかえてしまうようになってからは、洗濯用のネット、ランドリーネットというのでしょうか。それを使いました。

 

100円ショップでも大きなタイプのランドリーネットが売っています。

 

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これなら、ペットボトル4本分でも、十分に覆うことができました。

大型の洗濯用ランドリーネットです。

 

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水を上げるときは、チャックを開いてガバっと開けてから水をまきます。

 

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虫食いで苗がすべてなくなったペットボトルが1本ありました。ペットボトルを1本あけたままにしておくのももったいないので、次の苗を紙コップで育てておいて、後で移植しました。

 

 

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ペットボトルの上のほうに出てきたので、土寄せをしました。

 

 

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ネットの内側を写真にとりました。

しっかり大根の葉が茂っています。

 

 

20日大根を2ヶ月後に収穫

 

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何度か土を上にして寄せたのですが、それでも白い部分が出てきたので、収穫です。

 

11月20日に収穫しました。

種まきしてから、かれこれ2ヶ月ほど経っていましたね。二十日大根ですが。

 

普通は3週間から1ヶ月で収穫となるようです。

 

長さは人差し指くらいのミニ大根です。長さは10センチくらいでしょうか。

 

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ミニ大根ですが、太さがあります。ミニはやっぱりかわいいですね。

ミニ大根とはいえ、大根の形をしています。

 

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大根と、別のところに植えていたベビーリーフを一緒に収穫して洗いました。

 

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味噌汁に入れたり、葉っぱは刻んで、油で炒めたりしました。

 

余談ですが、空いたペットボトルには、小カブを植えました。

 

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そちらも大根の収穫から1ヶ月後くらいに収穫しました。

 

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もう大きくなっていたと思ったのに、けっこう小さかったです。

 

小かぶは直径1センチくらいとのことなのですが、それでも小さい感じがします。

まだ収穫しないで残しているのもありますので、次の収穫は大きくなっているといいのですが、どうなることか。